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近藤和義のつぶやき

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2011年を振り返って

 東日本の大震災と原子力発電の事故災害発生は、余りにも大きな衝撃でした。自然の猛威の凄まじさに映像をみただけでも身の震える思いをしましたが、一瞬にして命を奪われた人々は極限のなかで、どのような思いであったでしょうか。被災地を訪問された両陛下が、ガレキの山に両手を合わせられたお姿には、被災者をはじめ多くの国民が心の支えを感じられたことと思います。

 巨大な自然災害は、遥か人智の及ぶところではありませんが、最たる人災である原子力災害は真に安全を重視する姿勢があれば、このような結果は防ぐこともできたと思はれます。

 経済優先、目先の利益だけを追求すればどのようなことになるか。原因をしっかりと追求し真摯な反省なしには、被災者も被災地もうかばれません。

 今このような状況の中に、政府はTPP参加に前のめりになっているが、命の根源である食の自給が出来ない国が栄えた歴史は、世界のどこにも見当たらない。

 関税の自主権と云う国家の主権を放棄する結果となることが、本当に国民生活の安定に役立つことなのか、善く善く国民的な議論を進めなければ単なる政治判断では、原子力安全神話の愚にも劣ることになると思われる。

里山の復元による豊かな環境づくりを目指した「甦れ豊な森林 山桜日本一の里づくり」運動は、多くの皆様方のご協力により本年で3万本以上の山桜、もみじ等の広葉樹を植えることが出来ました。来年には一部花も咲くかと思っております。

私のセシウム牛はいらない発言は、真意がまげて伝えられたことで物議を醸しましたが、世の中には物事の道理や、本質を確りと見極められる人々が少なからずおられることに、私は大きな救いを感じた一年でした。

辰年が竜のごとく威勢のいい年になりますよう、皆様方が佳き年をお迎えくださることを心からご祈念申し上げます。

                 平成二十三年暮

大分県議会議員  近 藤 和 義

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